2019年、モヤモヤが言葉になった日|信用創造を知って変わったこと
働いても働いても、なぜか楽にならない。
そんなモヤモヤを、ずっと言葉にできずにいました。
この記事は、そのモヤモヤに「信用創造」という名前がついた日のお話です。

ずっと言葉にならなかった違和感
2000年ごろから、私は日本の「食」や「教育」に、なんとなく違和感を持っていました。
選択肢がないというか、狭い世界の中で息苦しく暮らしている漠然としたイメージがあったんです。
そしてもうひとつ。
みんな一生懸命働いているのに、社会全体はちっとも豊かにならない。
この感じは何なんだろう、と。
でも、その違和感はずっと、モヤモヤのまま。
うまく説明できる言葉がなかったんです。

2000年に気づいて、言葉になったのが2019年?
19年も温めてたの?

卵ならとっくに孵ってるね……。
2019年、信用創造を知った日
2019年のある日、私は「信用創造」という言葉に出会いました。
偶然みたユーチューブ動画でお金の仕組みについて熱心に話している人を知りました。
信用創造とは、ざっくり言うと「銀行がお金を貸し出すとき、そのぶんの預金が新しく生まれる」という仕組みのこと。
私たちが使っているお金の多くは、誰かが銀行からお金を借りたときに生まれている、と学びました。

お札を刷るのは日本銀行だけど、世の中のお金の大部分は銀行預金なんだ。
その預金は、貸し出しのときに生まれるんだよ。
財務省の研究所の論文でも説明されているよ。
これを知ったとき、20年近く抱えていたモヤモヤに、やっと言葉がつきました。
お金は「どこかにある量を取り合うもの」ではなく、「借りることで生まれるもの」なんだ、と。
それなら、どれだけ頑張っても楽にならない感じがするのも、少しわかる気がします。
私はそう受け取りました。
胸のつかえがすっと下りたような、不思議な解放感でした。

仕組みを知ることで、いろんな物事のカラクリが分解してみえるようになったんだよね。
知ったあと、私が選んだこと
仕組みを知って、怒ったり嘆いたりすることもできました。
でも私は、自分の「在り方」を整えることが大事だと思ったんです。
お金に縛られすぎない付き合い方を選ぶ。
仕組みそのものは変えられなくても、自分の手の届く範囲なら変えられる。
そう思って注目したのが、お金の「貯める」「増やす」「稼ぐ」「使う」「守る」の五つの力です。
基礎は、下で紹介している本などで学びました。
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食は、本来の食に戻る。
私の場合、それが純和食(四毒抜き)でした。
学びは、自分で選ぶ。
戦後の給食の背景を知ったときの話は「憲法98条2項を知った日」に書きました。
そして、呼吸を整える。
気づきで頭がいっぱいになったときほど、私は静慮の時間を大切にしています。
静かな革命は、ひとりから
気づいた人から、自分の暮らしを少しずつ変えていく。
それが私の思う「静かな革命」です。
誰かを変えようとしなくても、自分が整うと、まわりの景色も少しずつ変わっていく。私はそう感じています。

焦らなくて大丈夫。
小さな一歩が、やがて大きな流れになるよ。
モヤモヤは、悪いものじゃなかった。
言葉になる日を待っていた、気づきの種だったんだと思います。
あなたのモヤモヤにも、いつか名前がつく日が来ますように。

参考文献
戸村肇「信用創造過程から考える日本の資金循環構造の変化と政府債務の維持可能性」(財務総合政策研究所)
戸村肇「対外投資と信用創造の関係及び国際的円経済圏の形成可能性の検討」(財務総合政策研究所)
