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心の階層と食・暮らしのつながり

しぜんのまほう
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今回は前回の記事、心の在り方十段階の続き
豊かな気分で暮らすにも、私がお伝えするセルフケアを深めるのにも基礎となる話をします。

keko
keko

人の心は、仏教でいう「十界」によって段階的に表せると言われます
簡単に十界を以下にまとめました。

現代風アレンジ「十界」

地獄界
怒りや恨みでいっぱい。「なんで自分ばかり」と被害者意識が強い状態。

餓鬼界
欲望に支配され、いくら満たしても満足できない。食べすぎ・依存。

畜生界
流されるまま、考えずに生きる。習慣や悪口で群れる。

修羅界
勝ち負けにとらわれ、承認欲求に振り回される。

人間界
冷静に自分を見つめ、工夫できる。呼吸法や瞑想に開かれる段階。

天上界
幸福感が強く、芸術や瞑想に没頭する至福。ただし永続しない。

声聞界
本や講座から教えを学び、自分を救う段階。

縁覚界
自然や宇宙の法則に気づき、静かに悟る段階。

菩薩界
自然に「人のため」が湧き、思いやりが行動に変わる。

仏界
すべてを受け入れ、存在そのものが調和を放つ境地。

心は食べたものでつくられる。これは古来からの真実

ところが、 「食と暮らしの乱れ」=悪食 をしてると、地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界の四悪道から抜け出すことが難しくなるの。

それが、個々人の生きる「道」を歪めてしまっている原因の1つと私は見てます
証拠にこちらの記事からも伺えると思います。
なので、より良く生きる手立てに、まず覚えてもらいたいのが悪食を断つこと。

keko
keko

「四悪道」とは!?具体的にこういうこと

1️⃣地獄界 × 悪食 ― 怒りと恨みで燃え尽きる心

怒りと苦しみでいっぱいの状態。
特に油と口に入れて甘いと感じるものは、血糖値は乱れ、体も心も常に不安定になります。
その不安定さが「イライラ」「攻撃性」を生み、気づけば地獄界の炎を自分で燃やしてしまう。

ダルマ天使
ダルマ天使

食の乱れは、まさに心の地獄をつくるガソリン。

2️⃣餓鬼界 × 悪食 ― どれだけ満たしても足りない心

「もっと、もっと」と欲が止まらない状態。
グルテンの含まれたものと口に入れて甘いと感じる食べ物は、食べた直後は幸福感にみたされても、15分もすると虚しくなり、また欲しくなります。

これは栄養不足が引き起こす錯覚でもあり、食べれば食べるほど心は「餓鬼」の状態に落ちます

だるま王子
だるま王子

本当の空腹と「中毒的な渇望」を区別できなくなるのが餓鬼界の罠。

3️⃣畜生界 × 悪食 ― 流される心

思考停止で流される状態。
「安いから」「ラクだから」「みんな食べてるから」で選び続ける食生活は、知らぬ間に体を蝕み、心の感性も鈍らせます。

気づけば「ただ流されているだけ」の畜生界に安住してしまう。

ジェンダルマン
ジェンダルマン

食を選ぶ力=生きる主体性。
これを手放すと、畜生界からは抜け出せません。

4️⃣修羅界 × 悪食 ― 比べ合いにとらわれる心

「勝ち負け」にとらわれる状態。
エナジードリンクや刺激物で無理やり体を動かし、他人と比べては優劣を競うのがこの世界。

でも、その身体は血糖値の乱高下と栄養失調で限界寸前。
心も体も戦闘モードから降りられず、修羅界のループにハマるのです。

キモダルマ
キモダルマ

「勝つための食」が「心をすり減らす食」になっていないか要注意。

食と暮らしが変われば、心の階層も変わる

十界は精神論だけでは越えられません。
なぜなら、心を宿す身体が弱れば、どんなに祈っても、どんなに本を読んでも、地獄界や餓鬼界に引き戻されてしまうから。

ここから始めよう
  • 自然に近い食材を選ぶ
  • よく噛んで、呼吸を深めながら食べる
  • 「腹八分」で体に余白を残す

そんな基本を整えるだけで、心はぐっと軽くなり、そこから心を磨く段階の「人間界」や「天上界」の入り口に立つことができるのです。

悪食は心を濁らせ、十界の下層に縛りつける。
逆に、丁寧な食と暮らしは、心を自然に引き上げる。

「食べ物なんて関係ない」と思うかもしれません。
でも実際には、口にした一口が、あなたの心の居場所を決めているのです。

さて、今日のあなたの食卓は、どの界へとつながるかしら?

keko
keko

腰を据えてお手当てや呼吸法に取り組めるのは人間界以上から

5️⃣人間界 ― 自分を見つめられる心

「今日は何を食べたいかな?」
「これは私に合っているかな?」と問いかけられる余裕が出ます。

呼吸法や瞑想で“心の台所”を整えることができるのも、人間界ならではの力です。

6️⃣天上界 ― 幸福を味わう心

味噌汁や素朴なご飯を口にして「わぁ、おいしい!」と心から喜べる境地。
でも、快楽は永続しないから、幸せを“体験”として受け取る姿勢が大切。

7️⃣声聞界 ― 学びで救われる心

栄養学の本や健康法の知識に触れて「なるほど」と腑に落ちる時期。
でもまだ「自分や家族のみが救われたい」段階。
それでも心を一歩前へ進める大事な学びの境地です。

8️⃣縁覚界 ― 自然に気づく心

四季の移ろい、発酵食品の熟成、野菜の旬。
暮らしの中で自然の循環を感じ取れると、体も心もすっと静まっていきます。

9️⃣菩薩界 ― 人のためを願う心

「今日は誰かに料理をふるまいたい」
「余ったものを分けてあげよう」
その自然な気持ちは、もう菩薩界の入口。食卓は愛の循環を映す鏡です。

🔟仏界 ― 調和そのものの心

何を食べてもありがたいと感じ、誰と居ても心が乱れない。
その存在自体が、周囲を癒す。
食べものも暮らしも、そのまま“祈り”になる境地です。

keko
keko

怒りにとらわれた日は、温かい味噌汁を。
満たされない夜は、スマホより深呼吸を。
自然に心が寄り添ったとき、あなたの暮らしは確実に次の階層へと進んでいきます。

今日のあなたの“ひとくち”と“ひと呼吸”が、心の在り方を変えていきますように。

インスピレーションを受けた本:ガンになりたくなければコンビニ食をやめろ! 著:吉野 敏明

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ABOUT ME
keko
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IT開発アシスタント / デジタルクリエイター / セルフケア研究家
自然に寄り添った暮らしに目覚めて二十年以上。
呼吸法や四毒抜き、お手当てを通じて「心と体を本来の姿に戻すセルフケア」を探求し、
ブログ「しぜんのまほう」で分かち合っています。

かつては不調に悩んでいた私も、手放すことを通じて「本当の健康は内側にある」と気づきました。
今は、瞑想や静慮(せいりょ)の時間を大切にしながら、日々の気づきをシェアしています。

「しぜんのまほう」とは
足すよりも余計なものを手放すことで、本来の自分に還る道。
その小さな実践が、やがて周りへと広がり、幸せの波紋を生んでいくと信じています。🌸
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