モヤモヤが澄んでいく対話術─初めてのファシリテーション体験記
身体やエネルギーに触れるワークをしてきた私が、
最近「ファシリテーション」という言葉に出会いました。
最初は “会議をうまく回す技術” 程度に思っていたのですが、
実際に体験してみるとまったく違うものでした。
この記事は、ファシリテーション初心者の私が、
「人と丁寧に関わること」「心地よい関係が育つ場のつくり方」 を
体験を通して理解していくプロセスをまとめました。

1. ファシリテーションとは?
初心者が最初につまずくポイント

初めて聞いたときは、
「ふんわりした概念でよくわからない…」というのが
正直な感想でした。
調べてみると、ファシリテーションは単なる会議術ではなく、
人の内側(感情・価値観・身体感覚)に丁寧に触れ、関わりを深めるための働きかけ
だと分かりました。
特に私が体験したのは、ラボラトリー方式の体験学習 と呼ばれるアプローチ
- 「今ここ」で起きている感情や考えを分かち合う
- 違いを安心して出せる場をつくる
- 内省 → 共有 → ふり返りのサイクルで学ぶ
といった、人間関係に特化した学びの方法でした。
最初は「なぜこんなワークを?」と戸惑いましたが、
歴史の真実を探るときのように、自分で調べて理解するとスッと腑に落ちる感覚がありました。

2. 体験してわかった!
丁寧に「聴く」ことの奥深さ
某日の体験会(テーマ「視野を拡げる場」)では、
事前に背景を調べて参加したことで、前回よりもずっと深く楽しめました。
特に印象に残ったワークがこちら
● 制限付きの会話ワーク
- 相手が話した内容を正確に“キャッチ”して返す
- 否定・評価・過剰な賛同は禁止
- 「伝わっているか?」を確認しながら進める
軽い話題(さつまいも、朝の習慣など)なのに、
「相手はこんな視点で世界を見ているのか」と驚きの連続。
心をオープンにした瞬間、
サマディのような集中状態に入ってしまい、心がふわっと癒される感覚もありました。
3. 良い関係づくりに役立つ、5つの気づき
今回の学びを、初心者にも取り入れやすい形でまとめると…
① 内側に気づく
自分の感情・思考を言葉にする。
「今ここ」を観察するだけで関係性がやわらぐ。
② 丁寧に聴く
否定・評価・一般化を避けながら、オウム返しで「意図の確認」をする。

そうすると信頼が育つよ。
③ ふり返る習慣を持つ
体験 → 気づき → 行動の小さな循環が、理解を深める。
④ 視野を拡げる
他者の物語を聴き、自分の「思い込み」に気づく。
ナラティヴ・セラピーとも相性◎。
⑤ 日常で試す
両親とのコミュニケーションで“手紙方式”を使うなど、
生活の中でもすぐに応用できる。
これらは私のお手当て経験とも重なり、
外側からやさしく内面へ近づく方法として働いてくれます。
4. 初心者へ伝えたいこと
― モヤモヤのまま始めてOK
最初は「専門的で難しそう」と感じても、
少し調べて体験してみると、意外なほど楽しく深い学びがあります。
わからないことを「そのままにしない」。
この姿勢そのものが、ファシリテーションの本質です。

人間関係をより豊かにしたいなら、まずは小さな体験から。
あなたの日常の気づきも、いつか誰かの光になりますように
ファシリテーションについてのお勧め書籍は以下です。

人間関係の学び方: 人間性豊かな関係を育む「ラボラトリー方式の体験学習」の理論と実践






