あなたの身近に潜む“四毒食品”リスト

四毒の正体とは?グルテン・油・乳製品・甘いものを徹底チェック
「四毒抜き」という言葉を聞いたことがありますか?
四毒とは小麦(グルテン)、油(特に精製油や加工油脂)、乳製品、甘いもの。
この4つの食品を指します。
私たちの食生活に深く入り込んでいる“四毒”。
無意識のうちに口にしていると、体調不良や不調の原因になりかねません。
この記事では、四毒に当たる具体的な食品を一覧で紹介します。

グルテンとは
グルテンは、小麦、大麦、ライ麦などの穀物に含まれるタンパク質(グリアジンとグルテニン)の総称です。
パンやパスタの弾力や粘り気を出す役割を持ち、加工食品では食感や構造を保つために広く使われます。
グルテン含有食品は、特に小麦製品を中心に非常に多く、日本を含む世界中で流通しています。
ただし、「全部」を網羅するのは困難なため、以下では一般的なカテゴリと代表例を挙げ、日本で出回っている食品・飲料を基に説明します。
特に、グルテンフリー需要が高まる中、原材料表示の確認が重要です。
食べ物(食品)でグルテンが使われている主なもの
グルテンは主に小麦由来の食品や、加工過程で小麦粉が混入する食品に含まれます。
以下は、主なスーパー、コンビニ、飲食店でよく見られるカテゴリと例です。
1. パン類・ベーカリー
- 食パン
- フランスパン、バゲット
- 菓子パン
- クロワッサン、ロールパン
- サンドイッチ
2. 麺類
- うどん
- ラーメン
- パスタ
- 焼きそば
- そば(一部のそばは小麦粉混在:例: コンビニのざるそば)
3. 菓子類・スナック
- クッキー・ビスケット
- クラッカー
- ケーキ、ドーナツ
- 小麦使用のせんべい
- チョコレート菓子
4. 加工食品・惣菜
- ピザ
- ハンバーガー
- お好み焼き、たこ焼き(小麦粉ベース)
- コロッケ、フライ(パン粉:コンビニやスーパーの惣菜)
- 餃子、シュウマイ
- 天ぷら・かき揚げ
5. 調味料・ソース類
- ソース
- スープの素
- ルー(カレー、シチュー)
- ドレッシング(小麦由来の増粘剤使用のもの)
6. その他の食品
- シリアル
- ベーグル、ピタパン
- 肉・魚の加工品(ソーセージやハムの一部に小麦由来のつなぎ)
- スナックバー(グラノーラバー、プロテインバーの一部)
- 麩(ふ)
飲み物でグルテンが使われている主なもの
飲料におけるグルテンの使用は食品に比べて少なく、主に大麦由来の飲料や、加工過程で小麦由来の添加物が含まれる場合に限られます。
以下は代表例です。
1. ビール・麦芽飲料
- ビール – 大麦麦芽が主原料
- 発泡酒
- ノンアルコールビール
- クラフトビール
2. その他の飲料
- コーヒー飲料(一部のインスタントコーヒーやミックスに小麦由来の乳化剤)
- スムージーやプロテイン飲料(小麦由来の増粘剤やシリアル混入の場合)
※グルテンフリーの麦茶やビール(米やソルガム使用)も増えていますが、一般的には大麦由来のものが主流。
植物性油脂(植物油)とは
植物性油脂(植物油)は、植物由来の油で、主に大豆油、菜種油(キャノーラ油)、パーム油、ひまわり油、ごま油、オリーブ油、コーン油などから作られます。
これらは食品の風味付け、保存性向上、食感改善のために広く使われています。
ただし、「全部」を挙げるのは不可能で、世界中で無数に使われています。
以下では、市販の加工食品を中心に、よく使われているカテゴリと具体例をまとめます。
主な情報源は、加工食品の原材料分析に基づく一般的なリストです。
また、健康面ではトランス脂肪酸を含む精製油(部分水素添加油など)が問題視される場合があります。
食べ物(食品)で植物油脂が使われている主なもの
植物油脂は、揚げ物、炒め物、ドレッシング、菓子類、加工食品のほとんどに含まれます。
以下はスーパーやコンビニで出回っている一般的な商品です。
1. 揚げ物・スナック類
- ポテトチップス
- フライドポテト
- 唐揚げ・から揚げ惣菜
- フライドチキン
- 揚げドーナツ・揚げパン
- せんべい・おかき
2. インスタント食品・加工食品
- インスタントラーメン
- カップ焼きそば
- 冷凍食品
- レトルトカレー・パスタソース
- 缶詰・瓶詰め食品
- 惣菜・お弁当
3. 調味料・ドレッシング類
- マヨネーズ
- サラダドレッシング
- マーガリン・ファットスプレッドなど(バター風の植物油製品)
- ショートニング(かつて問題視されたが、今も加工菓子やパンに広く使用)
4. 菓子類・パン類
- クッキー・ビスケット
- チョコレート菓子(一部)
- パン・ケーキ類
- アイスクリーム(一部の植物油入り:例: ハーゲンダッツのバニラ以外)
5. その他の食品
- 乳製品代替品(植物性ミルクの油脂:例: オーツミルク、アーモンドミルクのクリーミー版)
- 漬物・ピクルス(オイル漬けのオリーブや野菜)
- ジャム・ピーナッツバター(一部のクリーミーなものに植物油添加)
- シリアル・グラノーラ(一部の甘いバーに使用)
これらはスーパー、コンビニ、ファストフードチェーンで広く出回っています。
原材料表示に「植物油脂」「パーム油」「大豆油」などと書かれているものが該当します。
飲み物で植物油脂が使われている主なもの
飲み物では植物油の使用は食品ほど多くありませんが、乳化剤やクリーミーさを出すために一部の加工飲料に含まれます。
主に植物性ミルクやエマルジョン飲料です。
アルコール飲料やジュースの多くは油を使いませんが、以下のような例があります。
1. 植物性ミルク・代替飲料
- オーツミルク – クリーミーさを出すために植物油(菜種油など)使用
- アーモンドミルク- 一部の製品に植物油添加
- ココナッツミルク- ココナッツオイル由来
- 豆乳(一部の調整豆乳) – 植物油で滑らかに
2. その他の飲料
- コーヒークリーマー- パーム油や大豆油使用
- スポーツドリンクやエナジードリンク(一部のクリーミーなもの:例: 特定のプロテインドリンク)
- チョコレートドリンク(ホットチョコレートのミックス:植物油で乳化)
- スムージーやプロテインシェイク(市販のボトル入りで油添加のもの)
これらはスーパーの飲料コーナーやコンビニ、オンラインで入手可能です。
植物性ミルク市場は近年拡大しており、カフェでも使われています。
乳製品とは
乳製品は、牛や羊などの乳から作られる食品で、牛乳、チーズ、ヨーグルト、バター、クリーム、生クリーム、乳清(ホエイ)、カゼインなどを指します。
これらは風味、栄養、食感の向上のために食品や飲料に広く使われています。
特に日本では、牛乳由来の乳製品が主流です。
「全部」を網羅するのは難しいですが、以下では日本で一般的に流通している食品・飲料のカテゴリと代表例を、スーパー、コンビニ、外食チェーンを中心にまとめます。
乳アレルギーや乳糖不耐症の方は、原材料表示の確認が重要です。
乳製品が使われている主なもの
乳製品は、洋食を中心に和食や加工食品にも広く使用されています。
以下はカテゴリ別の代表例です。
1. 乳製品そのもの
- 牛乳:(低温殺菌、成分無調整など種類豊富)
- チーズ: スライスチーズ、モッツァレラ、チェダー、パルメザン
- ヨーグルト: プレーンヨーグルト、飲むヨーグルト
- バター: 有塩・無塩バター
- クリーム: 生クリーム、ホイップクリーム
- アイスクリーム
2. パン類・ベーカリー
- 食パン: ミルクパン、練乳パン
- 菓子パン: クリームパン、カスタードデニッシュ
- ケーキ: チーズケーキ、ミルクレープ
- クロワッサン・ペストリー: バター入りクロワッサン
- サンドイッチ: チーズやクリームチーズ入り
3. 菓子類・スナック
- チョコレート: ミルクチョコレート
- クッキー・ビスケット: バタークッキー、チーズクリームサンド
- ケーキ・デザート: 生クリームケーキ、プリン、シュークリーム
- アイス菓子: ミルクアイス、ソフトクリーム
4. 加工食品・惣菜
- ピザ: チーズピザ
- グラタン・ドリア: ホワイトソースやチーズ使用(コンビニやスーパーの惣菜)
- ハンバーグ: チーズインハンバーグ
- パスタ: カルボナーラ、クリームパスタ
- コロッケ: クリームコロッケ(スーパーの惣菜)
5. 調味料・ソース類
- ホワイトソース: グラタンやパスタ用
- マヨネーズ: 一部に乳成分
- ドレッシング: クリーミードレッシング
- スープ: クリームスープ
6. その他の食品
- 乳飲料加工品: コーヒー牛乳、フルーツ牛乳
- シリアル: ミルク用シリアル
- プロテインバー: ホエイプロテイン使用
- 離乳食・ベビーフード: ミルクベースのもの
飲み物で乳製品が使われている主なもの
乳製品は飲料において牛乳や乳成分が主に使われ、クリーミーさや栄養価を高める目的で使用されます。
1. 乳飲料
- 牛乳: 低温殺菌牛乳、成分調整牛乳
- 乳酸菌飲料: ヤクルト、カルピス、ピルクル
- コーヒー牛乳: 瓶入りやペットボトル
- ミルクティー
2. その他の飲料
- カフェラテ・カプチーノ
- スムージー: ミルクやヨーグルトベース
- プロテイン飲料: ホエイプロテイン入り
- チョコレートドリンク: ミルクココア
- クリーマー入り飲料: コーヒーや紅茶の粉末ミックス
口に入れて甘いと感じる食べ物・飲み物とは
「甘い」と感じる食品や飲料は、砂糖、蜂蜜、果糖、人工甘味料(アスパルテーム、ステビアなど)、自然由来の糖(果物、蜂蜜、メープルシロップ)など、甘味を引き起こす成分を含むものです。
これらは味覚として甘さを感じるもの全般を指し、菓子類、飲料、果物、加工食品など多岐にわたります。
自然由来のものも含め、甘さの感じ方は個人差があるため、一般的に「甘い」とされるものを挙げました。
甘い食べ物は、菓子類、デザート、果物、加工食品などに多く含まれます。
以下はカテゴリ別の代表例です。
1. 菓子類・スナック
- チョコレート: ミルクチョコ、ホワイトチョコ
- クッキー・ビスケット: バタークッキー、チョコチップクッキー
- キャンディー・ガム: ハードキャンディ、グミ
- スナック: 甘いポテトチップス、キャラメルコーン
- 和菓子: あんこ入り(例: たい焼き、どら焼き、大福、羊羹)
- マシュマロ・ゼリー
2. デザート・ケーキ類
- ケーキ
- プリン・ムース
- アイスクリーム
- ドーナツ
- パフェ・かき氷
3. 自然由来の甘い食品
- 果物
- 蜂蜜
- メープルシロップ
- 黒糖・きび砂糖: 沖縄黒糖
4. パン類・ベーカリー
- 菓子パン
- デニッシュ・ペストリー
- パンケーキ・ワッフル
- ジャム・スプレッド
5. 加工食品
- シリアル・グラノーラ
- ヨーグルト
- スムージーバー・プロテインバー
- 缶詰: フルーツ缶
6. 調味料・ソース
- 甘い調味料: みりん、甘味噌
- スイートソース: チョコレートソース、キャラメルソース
- 甘いドレッシング
甘いと感じる飲み物
甘い飲料は、清涼飲料水、乳飲料、果汁飲料、アルコール飲料などに多く含まれます。
1. 清涼飲料水
- 炭酸飲料
- ジュース
- スポーツドリンク
- エナジードリンク
2. 乳飲料・乳酸菌飲料
- 乳酸菌飲料
- コーヒー牛乳・ミルクティー
- ココア・チョコドリンク
- ラテ系
3. 果汁・自然由来の飲料
- 100%果汁
- スムージー
- ハーブティー・フレーバーティー
4. アルコール飲料
- カクテル
- チューハイ・サワー
- リキュール
- 甘口ワイン
5. その他の飲料
- プロテイン飲料
- 甘いコーヒー飲料
- 甘い麦茶: 海外や一部の加糖タイプ
食卓を支配する四毒の実態 知ってしまえば抜け出せる
四毒は、私たちの生活のいたるところに潜んでいます。
だからこそ、具体的にどんなものがあるのか「知る」ことが最大の武器。
気づけば、選択が変わります。選択が変われば、体も心も変わっていきます。

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