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【四毒抜きレシピ】ミャンマーの伝統料理でも発見

しぜんのまほう
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ミャンマーの農村に受け継がれてきた料理は、とてもシンプル。
油も砂糖も使わず、米と野菜と魚醤だけで整える滋味深い味わいです。
今日は、そんな「植民地以前の食卓」に根ざした4つのレシピをご紹介します。体にやさしく、心まで落ち着くごはんです。

keko
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キモダルマ
キモダルマ

今回は4レシピ紹介するよ♪

チャザン・ヒン (Kyar Zan Hin)

概要

細い米麺を使った透明なスープ料理です。
朝食や軽食として親しまれ、シンプルで消化に良い。
仏教の精進料理としても一般的です。

  • 材料
    • 米麺
    • 鶏肉または淡水魚(ナマズ、鯉など)
    • 魚醤(ンガピ)
    • ショウガ
    • レモングラス
    • 唐辛子
    • 緑のハーブ(パクチーやセロリの葉、ネギなど)
  • 調理法
    1. 鶏肉または魚を水で煮て、透明な出汁を取る。レモングラスとショウガを加えて香りを出す。
    2. 米麺を別でゆで、冷水で洗って締める。
    3. 出汁に魚醤と唐辛子で味を整え、米麺を加える。
    4. 油を使わず、煮るだけで仕上げる。パクチーやネギをトッピング。
  • 特徴
    • 油を一切使わず、煮汁のうま味と魚醤で風味を構成。
    • ココナッツミルクや甘い野菜(トマト、タマネギ)は使用しない。
    • 米麺は小麦粉を含まず、植民地以前の主食として一般的。
    • シンプルで仏教の断食や精進料理に適しており、農村部で日常的に食べられた。
  • 歴史的背景
    米と魚はイラワジ川流域で豊富で、植民地以前の自給自足的な食文化に根ざしている。
    レモングラスや魚醤は当時の主要な調味料。

ヒン・ジョー (Hinjo)

概要

野菜ベースの透明スープで、ミャンマーの家庭料理や精進料理として一般的。
肉や魚を加えないバージョンも存在し、仏教の寺院や農村でよく食べられてました。

  • 材料
    • 季節の野菜(モロヘイヤ、キャベツ、タロイモの葉、インゲン、オクラ。トマトやタマネギは甘さ回避のため不使用)
    • 魚醤(ンガピ)
    • ニンニク
    • ショウガ
    • 唐辛子
    • レモングラス
  • 調理法
    1. 野菜を水で洗い、適当な大きさに切る。
    2. 鍋に水を入れ、ショウガ、レモングラス、ニンニクを加えて沸騰させる。
    3. 野菜を加えて柔らかくなるまで煮る。
    4. 魚醤と唐辛子で味を整え、油を使わずに仕上げる。
    5. ご飯(米)と一緒に提供。
  • 特徴
    • 油、乳製品、甘い食材を完全に排除。野菜のうま味と魚醤の塩味で味わいを構成。
    • 小麦粉は使用せず、米が主食のサイドとして提供。
    • 仏教徒の精進料理や農村の日常食として、植民地以前から一般的だった。
  • 歴史的背景
    ミャンマーの農村では野菜が自給自足で栽培され、魚醤は保存食として常備。
    シンプルな調理法は、資源が限られた時代に適していました。

ンガ・ペイ・ヒン・チョー (nga-hpay hin-cho)

概要

発酵魚ペーストスープで、ゆで野菜とご飯に添えて食べます。
ここでは、油や甘い食材を使わないシンプルな調理法を選択。

  • 材料
    • ンガピ(発酵魚ペースト)
    • ゆで野菜(オクラ、インゲン、キャベツ、タロイモの葉。)
    • 唐辛子
    • ニンニク
    • ショウガ
  • 調理法
    1. ンガピを少量の水で溶き、ニンニクと唐辛子をすりつぶして混ぜる(油不使用)
    2. 野菜をゆでるか蒸して、ディップと一緒に提供。
    3. ご飯(米)と一緒に食べる。
  • 特徴
    • 油、乳製品、甘い食材を一切使用しない。ンガピの強い発酵風味と唐辛子の辛味が主。
    • 小麦粉は登場せず、米が主食。
    • シンプルで保存がきくため、植民地以前の農村や漁村で広く食べられた。
  • 歴史的背景
    ンガピはミャンマーの食文化で古くからある発酵調味料で、魚が豊富なイラワジ川流域や沿岸部で作られました。
ダルマ天使
ダルマ天使

油を使わない調理は農村で一般的なんだって

タミン・ジョー (Tamin Jo)

概要

炊いたご飯に、ゆで野菜と魚醤ベースのシンプルなディップを添えた食事。
植民地以前の農村の日常食。

  • 材料
    • 米(ご飯)
    • ゆで野菜
      (キャベツ、オクラ、モロヘイヤ、タロイモの葉)
    • 魚醤(ンガピ)
    • 唐辛子
    • ショウガ
  • 調理法
    1. 米を蒸すか炊いてご飯にする。
    2. 野菜を水でゆでるか蒸す。
    3. 魚醤に唐辛子とショウガを混ぜ、ディップとして提供。
    4. ご飯とゆで野菜をディップで食べます。

派手さはないけれど、どこか懐かしく、食べるほどに体がほっとする。
そんな料理は、きっと今の私たちの暮らしにもヒントをくれるはず。
油や甘さに頼らない「原点のごはん」日々の食卓にも取り入れてみてください🌿

keko
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ABOUT ME
keko
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IT開発アシスタント / デジタルクリエイター / セルフケア研究家
子どもの頃から、私は不思議な“アートの目”👁️で自然の隠れた美をキャッチする人です。
それを“自然の魔法”や“総合芸術”(以心伝心とも)と呼んでいます。

イタリアで絵が息づくのを感じ、「感性を磨くことが幸せのカギ」と確信。
今は「美容お手当」に呼吸・瞑想を融合した“静慮(せいりょ)”な暮らしを大切に。

2024年から「四毒抜き」を始め、自然と調和し、精神性も上がる暮らしで心身を整えています。

ここでは日々の気づきを綴り、読む方の心がやわらぎ、日常が穏やかになるヒントをそっとお届けします。
気が向いたら読んでください🌿
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