『手のひらの力』 で、本来の自分に還る
しぜんのまほう しぜんのまほう
スキンケアの時間、あなたはどんな気持ちで自分に触れていますか?
化粧水をなじませる手が、もしも“祈る手”だったら、肌も、髪も、空間も、
きっとやさしく応えてくれるはず。
スキンケアをするとき、
あなたはその化粧水に、どんなふうに触れてる?
私は、「ありがとう」って声をかけます。
ボトルに手を添えて、その恵みにそっと心を寄せる。
そして肌にのせるときにも、「今日もありがとうね」って、
まるで小さな命に触れるように、ていねいに、やさしく扱います。
お手当てって、ただのケアじゃなく、
祝福を宿す手になるってことなんだ
あなたの指先にぬくもりと祈りが宿ったとき─
肌も、髪も、植物も、石も、鏡も…
すべてがあなたに応えるように、ふわっと微笑みます。
だから、美容は“触れ方”から変えると、積み重ねで効果が出てくるよ
自分にやさしく触れること。
それは、ありのままの自分を受け入れる時間。
呼吸を深く整えて、やさしく触れて、いのちに合ったものをいただき、
今日という一日にそっと「ありがとう」を重ねる。
お手当ては、美容にも使える技。
でもそれ以上に、
あなた自身と、世界を癒していく“静かな魔法”なんです。
美しさは、祈りのように、やさしさが響くほどに、
あなたという存在が、世界にそっと光を添えていく。
今日も そっと手を添えて、生きることを祝福しよう。