心の安寧、魂の安寧を導き出す、よしりん先生考案のα波を上げる瞑想法
「よしりん」こと、吉野敏明先生が脳波計を使って研究開発した科学的な見地から編み出された瞑想法をレッスンを動画と文章にまとめました。(動画再生時間は約5分)

心と体がふんわり軽くなる、この感覚をぜひ体験してみてください💓
四毒抜き実践者の方にもおすすめです。
はじめに
人工的に、リラックス状態を作ります
まず、両手を前に出し、ぎゅっと拳を握ってください。
そのまま肩をすくめて、歯をくいしばって緊張状態を作ります。

1.2.3と数えて一気に脱力します。

力んで、一気に脱力。
これがリラックスしている状態だよ。
次に口を最大限に開きます そしてゆっくり閉じます
唇と唇が当たるところまで閉じたら、そこで止めます。
唇は当たっていても歯がどこにも接触していない状態で止めます。

この状態を医学用語で安静空隙と言うんだって
この状態がどこにも力の入っていない。つまりリラックス状態ということになります。
本題:よしりん先生の瞑想法
これから紹介する手順は、解剖学、脳神経学、心理学、そしてさまざまな宗教がやってきた瞑想法を、吉野敏明先生が全部良いところだけ取って独自に組み立てられた方法とおっしゃってます。
実際に吉野先生はこのワークを生活に取り入れていて行うと、2,3時間眠ったように疲れが取れるのだそうです。
私も瞑想が好きなのは、吉野先生と同じ意見だからです。
でも、これを他人に伝えるとなると、個体によって再現性が異なります。
なので皆さんはいろんな方法を試して、ご自分がしっくりくるものに出会ったら、
それを重点的に取り組まれるのが良いですよ♪

リラックス状態に入ったら、目を瞑ってください。
『元因非絶心意』という般若心経の順番の通りにやっていきます。

『元因非絶心意』っていう言葉は、仏教の教えの一つで、物事の始まりや原因が実は固定されていないっていう意味なんだ
つまり、何かがどうしてこうなったのかを考えるときに、絶対的な答えがあるわけじゃなくて、いろいろな要素が関係し合っているっていうこと。
だから、物事を理解するには、柔軟な心を持って、いろんな角度から考えるのが大切なんだよ。
眼をとじて何が見えますか?
チラチラしている光が見えませんか?
これは実は、その人の心の色です。
怒っている時は赤いチラチラが見えますし、悲しんでいる時や冷静になりたい時は青白い光が見えます。
眼をつむりながら、一生懸命瞼の裏側に映るものを探してください。
次に、目を瞑ったまま、ゆっくりと鼻から息を吸ってください
鼻から息を吸って、
ゆっくり口から吐く、
また鼻からゆっくり息を吸って、口から吐く
右の鼻の穴と左の鼻の穴で、どちらのほうが空気が通ってますか?
空気の通りやすい鼻の穴を認識したら、口から息を吐きます。
もう一度、右の鼻の穴と左の鼻の穴で、どちらのほうが空気が通っているか意識しながら息を吸います。
今度は空気の流れや、鼻の穴に空気が流れる感じを観察しながら鼻から息を吸います。
上咽頭から入って下咽頭に下がってくるのも観察します。
眉間の前頭洞という空洞や、眼と眼の間の篩骨洞(しこつどう)という空洞まで入っていくのを感じます。
観察していくと、右と左の鼻の穴に入る空気の流れに明らかに違いがあるのがわかるはずです。
次に、目を瞑ったまま耳に意識を向けます
何が聞こえますか?
屋外の様子、部屋の様子、もっと意識を傾けるとモスキートーンと言って自分の周波数の音が聞こえます。

これは難聴とか耳鳴りの人じゃなくても、細かい周波数を自分で出しているのでその音が聞こえるようになるよ。
私はこの音のことを「地球の音」って習ってて、心が静かに、平になると聞こえてくる音です。
慣れると、ザワザワしている中でも意識を向ければ感じ取れるようになるよ。
音に意識を向けて、モスキートーンが聞こえたら、耳の意識はその音を捉え続けていてください。
次に、眼を瞑ったまま舌に意識を向けます
あなたの舌は今どこにありますか?
前歯の付け根のあたりに触っていませんか?
ほっぺたを意識してください。そこには耳下腺というものがあります。
ほっぺたから唾液が出ているのを感じませんか?
ここは耳下腺の舌下腺の開口部位というところです。
酸っぱいものを想像しなくても、ここから唾液が出ているのがわかるはずです。
それを感じたら、次は舌の付け根に意識を向けます。
ここはワルトン管というところです。
舌の歯の前歯の付け根のあたりから、なんとなく唾液が出ているのがわかると思います。

普段の生活でほっぺたや舌の付け根から唾液が出るなどは感じないでしょ
普段、意識できてないものを感じることが安定した心の訓練になるんんだよ
次に眼を瞑ったまま心を感じます
目、耳、鼻、口と観察、集中してきた気持ちをゴクンと唾液を飲み込みながら飲んでください。
これが、食堂を通って胃の方に下がってくるのがわかると思います。
これをそのまま臍下三寸、女性でしたら子宮の位置まで持っていってください。
男性でしたら、臍の下、約5㌢ぐらいのところに、エネルギーや氣が溜まっているというイメージを意識します。
この意識が、目、耳、鼻、口、下腹部と降りてきているところを意識してください。
次に、みなさんが出かけた中で、一番高い場所を思い出してください。

うーん 私はヒマラヤ山脈のハルドワーニ
皆さんはどこですか?富士山?東京タワー??エベレスト???
その高い景色から、今、あなたが瞑想しているところに向かって観てください。
どんな髪型ですか?どんな顔をしてますか?どんな服装をしてますか?よく自分の姿を観察してください。

では、ゆっくり目を開けましょう
ここまでワークを積んできて今、どんな感じがしますか?

ゆっくり振り返ろう
皆さんが目を意識している時に次の感覚を同時に感じましたか
匂いがしましたか?
音が聞こえましたか?
唾液が出ている感覚がありましたか?

なかったよね
そうなんです。見ることしかできなかったはずです。
鼻に意識を集中している時は、鼻で空気の流れを感じていることしかできなかったはずです。
そして、耳もそうです。口の中の感覚もそうです。
意識も同じ、飛んでいって客観的に観ている。
仏教では、無元因非絶心意というのが出てきますが、見る・嗅ぐ・聴く・味わう・意識を持つことは同時にできません。
見ながら聞いたりとか、聞きながら味わうことはでなんですね。

ワインのテイスティングのように一つ一つ順番にやると意識がクリアになっていくんだよ
ここまで取り組んだ皆さんは、今どのように感じますか?
多分、眠って起きたような感じがするとか、疲れが取れたという感覚の人もいるかもしれません
緊張感が抜けた気がしませんか
吉野先生はアルファー波が2倍から3倍上がってるのも実際に計測して、西洋医学的にも、精神医学的にもリラックスできているのが証明済なので自信を持っておすすめしています。

吉野先生はこの方法を2010年ぐらいから取り組んでるんだって